体質改善コンサルタントの体質研究所

体質改善検定

第21問

腸内のビフィズス菌をもっとも増やしやすい食材を、次の4つの中から1つ選びなさい。

①レンコン

 

②ゴボウ

 

③コンニャク

 

④味噌    

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正解は、④味噌です。
 味噌にはオリゴ糖の一種、イソマルトオリゴ糖や、大豆オリゴ糖が含まれています。水溶性の食物繊維であるオリゴ糖を食べることで、腸内のビフィズス菌や乳酸菌が増え、腸内環境を改善して、便通を促します。

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プレバイオティクス」
 腸に有益なビフィズス菌や乳酸菌を摂取することを、「プロバイオティクス」といいます。 プロバイオティクスは、腸内環境を改善するのにとても効果的です。
 しかし、ビフィズス菌や乳酸菌が腸内で増えても、粘膜に棲みついてはくれません。粘膜の表面には粘液層があって、腸内に入ってきた菌が粘膜に棲みつくことにはならないのです。そのためせっかく腸内で増えても、みんな排泄されてしまいます。
 そこで考えられたのが、ビフィズス菌や乳酸菌のエサを増やす方法で、「プレバイオティクス」といいます。
 プレバイオティクスの主役は、食物繊維です。
 オリゴ糖は「水溶性」の食物繊維で、小腸で消化されずに大腸に達してビフィズス菌のエサになって、ビフィズス菌を増やします。
 味噌に含まれるイソマルトオリゴ糖は、腸内でビフィズス菌や乳酸菌を増やします。また味噌には、大豆オリゴ糖も含まれていて、便通を促し、腸内環境を改善する作用があります。
 レンコンやゴボウ、コンニャクなどに含まれる食物繊維は「不溶性」で、腸内で膨張して便量を増やす効果があります。
 ところが、たくさん摂取すると「繊維の塊」となって腸に詰まって、腸内ガスや便秘を悪化させる恐れもあるのです。とりわけ、腹部を手術したことがある人は腸が癒着しやすいため、不溶性の食物繊維を控えることが重要です。

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