体質改善コンサルタントの体質研究所

体質改善検定

第68問

筋肉を構成するタンパク質を、次の4つの中から1つ選びなさい。

①イミダゾールペプチド

 

②システイン

 

③分岐鎖アミノ酸

 

④トリプトファン

▼Click! 解答・解説 

正解は、③「分岐鎖アミノ酸」です。
 分岐鎖アミノ酸はバリン、ロイシン、イソロイシンの3種で、Branched Chain Amino Acidsの頭文字からBCAAと呼ばれています。
 なお、①イミダゾールペプチドは、鶏の胸肉に多く含まれる抗疲労物質です。
 ②システインは、メラニンの生成を抑える働きがあるアミノ酸です。
 ④トリプトファンは、セロトニンやメラトニンの材料となるアミノ酸です。

▼Click! 体質改善マメ知識 ▼

「運動の前後に摂ると有効なBCAA」
 人の身体を構成しているタンパク質は様々な種類があり、それらのタンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。筋肉を構成しているタンパク質は、分岐鎖アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンが約35%も占めていて、運動中に分解される量も多いことが分かっています。
 したがって運動前にBCAAを摂取すると、運動による筋タンパク質の分解を抑え、筋肉損傷の回復を促します。
 また運動の直後に摂取すると、筋肉の増強効果が高くなります。またロイシンは、膵臓からのインスリンの分泌を促し、インスリンによる筋肉合成作用を増大します。
 自然界の多くの筋肉を構成しているタンパク質には、BCAAのバリン、ロイシン、イソロイシンが1:2:1の比率で含まれています。したがって筋肉を増強するには、バリン・ロイシン・イソロイシンが1:2:1の割合で含まれたBCAAの粉末またはドリンクを、運動の直前または直後に摂取することが望ましいのです。

予約、お問合せボタン