①アドレナリン
②セロトニン
③インスリン
④GABA
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    正解は、③インスリンです。
     インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げるホルモンです。血液中のブドウ糖は細胞内に入り、エネルギーのもとになりますが、そのためには、インスリンの働きが必須です。
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    インスリンとインスリン抵抗性
     細胞の表面にはインスリン受容体があります。そこにインスリンが結合するとブドウ糖の扉が開いて、ブドウ糖が細胞内に入ります。
     細胞内に入ったブドウ糖はすぐに解糖されて、ミトコンドリアに入ります。そしてミトコンドリアで代謝されて、細胞のエネルギー(ATP)が生産されます。
     どの細胞でも、ATPが多いほど活動的に働くことができます。つまりブドウ糖からATPが多く作られるほど、私たちは元気になれるのです。
    
     ところが糖尿病になると、ブドウ糖が細胞に入りにくくなります。それはブドウ糖の摂取量が多すぎるからではなく、細胞がインスリンに反応しなくなるからです。それを「インスリン抵抗性」といいます。
     改善すべきなのは、「ブドウ糖の摂取量」ではなく、「インスリン抵抗性」なのです。
     インスリン抵抗性は、マグネシウムを補うことで改善できます。
