①カロリーの過剰摂取
②脂肪の過剰摂取
③アルコールの摂取
④レクチンの摂取
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正解は、「④レクチンの摂取」です。
レクチンは、植物が鳥や虫に捕食されるのを防ぐための「毒」です。とくに穀類や豆類に多く含まれています。
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肥満とレクチン
終戦直後の食糧難だった1946年の日本人のカロリー摂取量は1903キロカロリーで、2015年には1889キロカロリーと減っているにもかかわらず、日本人の肥満の人は増えています。このことから、カロリーの過剰摂取が原因で太るわけではないことが分かります。
レクチンが多く含まれている食品を摂取し続けると、胃腸の粘膜に炎症がおきてリーキーガットになります。リーキーガットになると、血液中に「炎症性サイトカイン」が増加します。すると「インスリン抵抗性」が高まり(インスリンが効きにくくなる)、すい臓からさらにインスリンが分泌されます。こうして高インスリンになると、脂肪が脂肪細胞に吸収されていって肥満になるのです。