体質改善コンサルタントの体質研究所

体質改善検定

第6問

同じ糖質量を摂取した場合、糖質代謝の観点から、次の4つの中でもっとも太りにくい食品を1つ選びなさい。

 

①ごはん(白米)

 

②フライドポテト

 

③食パン

 

④うどん

 

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正解は、①ごはん(白米)です。
 ごはんよりパンのほうが太りにくいというイメージがありますが、実は逆で、米よりも小麦のほうが太りやすいのです。つまり、うどんもご飯よりも太りやすいといえます。
ジャガイモは小麦の2倍ほど太りやすく、さらに油で揚げたフライドポテトとなると揚げないジャガイモより5倍も太りやすくなります。

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体質改善マメ知識「小麦は腸の粘膜に慢性炎症をおこしやすい」
 いずれも炭水化物(糖質)を補給する食品ですが、同じ糖質量でも食品によって太りやすさが異なるのはなぜでしょうか?
 太るか太らないかは、糖質量と糖の吸収スピード(GI値)だけで決まるものではありません。「なぜ太るのか?」は長い間謎でしたが、現在では「慢性炎症」が原因であることが明らかになっています。
慢性炎症によって産生された炎症性サイトカインが、インスリンの感受性を低下させて、メタボリック症候群(肥満)が発症するのです。(サイトカイン=細胞間の情報伝達物質)

 小麦のグルテンは腸の粘膜に慢性炎症をおこしやすいので、パンもうどんも腸の慢性炎症を引きおこす恐れがあります。
 またジャガイモを油で揚げると、発ガン性の高い「アクリルアミド」というAGEs(老化物質)がたくさん生成されて、腸に慢性炎症を引きおこす有力な原因となります。ですから、ハンバーガー&フライドポテトという食事は、非常に太りやすいわけです。

 白米は、腸に慢性炎症をおこすリスクがとても低い食品です。慢性炎症がなければ、炎症性サイトカインが放出されませんから、インスリンの感受性が高まって太りにくくなります。

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