体質改善コンサルタントの体質研究所

体質改善検定

第7問

解剖学の観点から見て、歩行時に股関節に負担のかからない状態を、次の4つの中から1つ選びなさい。

 

①つま先を内側に向けて歩く。

 

②つま先をまっすぐ前に向けて歩く。

 

③つま先を外側に向けて歩く。

 

④両膝をすり合わせるようにして歩く。

 

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正解は、③つま先を外側に向けて歩く、です。
 つま先を外に向けるほど、大腿骨の骨頭は股関節にしっかりはまり、体重を支える力が強くなります。反対に、つま先を内に向けるほど、股関節は外れるように動きます。

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体質改善マメ知識「バレリーナのつま先が外向きの理由」
 男性より女性のほうが股関節を痛めやすい理由の一つは、骨盤の臼が浅いからです。ですので、女性は特に股関節にかかる負担に気をつけなければなりません。
 太ももの骨(大腿骨)の骨頭は、つま先を内側に向けるほど、骨盤の臼から外れるように動きます。反対に、つま先を外側に向けるほど、骨盤の臼にしっかりと納まります。
 バレエでは、つま先をしっかり開いた姿勢で立つことが基本です。そうでないと骨盤が安定せず、強い負荷に耐えられないからです。
 つま先を外側に向けると、体重が脚の内側に乗ります。ですから、いつもつま先を外に向けて歩いていると、自然と内股に筋肉が付いてきます。内股の筋肉が強くなると、内臓を支える骨盤内の筋力も強くなって、尿漏れの予防にもなります。
 また体重が脚の内側に乗れば、O脚にはなりません。実際、O脚のバレリーナはいないでしょう。

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