①タンパク質が不足すると貧血になるが、免疫力には影響しない。

②週に１回焼肉を食いだめすれば、タンパク質不足にはならない。

③肉や魚に含まれるタンパク質は、だいたい50％前後である。

④正常な代謝には、体重１㎏につき１gのタンパク質が必要である。

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正解は、④正常な代謝には、体重１㎏につき１gグラムのタンパク質が必要である、です。
　　身体の正常な代謝には、体重1㎏につき１gのタンパク質が必要です。体重が70キロであれば、毎日70グラムのタンパク質を摂取することが必要です。
　肉や魚、卵や納豆などのタンパク質が豊富な食品のタンパク質含有量は、平均して約25％ですから、必要なタンパク質量の4倍を目安に摂るようにすればよいのです。

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「体中で活躍するタンパク質」
　タンパク質は、血液や筋肉や骨などをつくるために不可欠な材料です。タンパク質は体内に蓄えておくことができませんから、毎日必要量を食べることが必要です。
　タンパク質が不足すると、筋肉を分解して補われます。そのためタンパク質が不足した食生活を続けていると、筋肉がどんどん減っていってしまいます。
　筋肉だけでなく、軟骨や椎間板なども減っていきますから、腰痛や関節炎にもなりやすくなります。
　さらに長期にわたってタンパク質の不足が続くと、骨のコラーゲンも減少して骨粗鬆症になりやすくなります。

　タンパク質は赤血球をつくるためにも必要で、不足すると貧血になります。貧血になると全身が酸素不足になりますから、非常に疲れやすくなります。
　タンパク質は免疫細胞（白血球）にとっても重要で、不足すると免疫力が低下し、インフルエンザや肺炎菌などに感染しやすくなります。
　また、血液中のタンパク質（アルブミン）が少なくなると、血液中の水分が血管の外に漏れ出してしまうため、むくみます。
　丈夫な身体を維持するためには、毎日タンパク質をしっかり摂取することが大事なのです。