①痛み止めを飲むと、メラトニンの分泌が増えてよく眠れる。
②降圧剤を服用すると、松果体が活性化してメラトニンの分泌が増える。
③メラトニンのサプリを飲んでも、血液脳関門を通過しないため脳には入らない。
④朝陽を浴びると、メラトニンの分泌が増える。
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正解は、④「朝陽を浴びると、メラトニンの分泌が増える」です。
朝陽を浴びると「セロトニン」が生成されます。朝にセロトニンが多く生成されるほど、夜間に「メラトニン」が多く分泌されます。
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覚えておきたいメラトニンの性質
メラトニンは、セロトニンから生成されます。セロトニンは朝陽に当たることで多く生成されます。そして暗くなると、脳内のセロトニンがメラトニンに変わります。
メラトニンは水にも油にも溶けて、血液脳関門を通過しますから脳内に入れます。したがってメラトニンは、サプリメントで補うこともできます。
また、ビタミンB6やアミノ酸のグリシンは、メラトニンの分泌を促します。
痛み止めは、非ステロイド消炎鎮痛剤、ステロイドともにメラトニンの生成を阻害します。とりわけインドメタシンは、もっとも強力にメラトニンの分泌を阻止します。
また降圧剤のベータ遮断薬やカルシウム拮抗薬も、メラトニンの分泌を阻止します。ですから降圧剤が必要な人は、なるべく午前中に服用するほうがよいでしょう。